ファウンダー
インタビューから見るキャストの紹介
中野 隆行(Nakano Takayuki)
町おこしロケーションタイムス(以下まちロケ)を始めた一番の想いは何ですか?
このwebは全国の地域の人(移住者や生産者)のお話を伺うことをテーマとしています。
「共創」という言葉があるように上下関係とか気にすることなく、良いものをみんなで創りたいと思っており、そこから新たな目標だったり考えなど、自分としては小さな想いかもしれないが人をも巻き込むことによってそれを大きくしていくことができて活動の原動力にもなっていくと考えています。
人と出会うことで、自分では気付かなかったことを発見することができており、自分の想いに共感できる人と出会い、共に創る場を築いていきます。
いろいろな地域にプレーヤーさんがいらっしゃると思うのですが、そういう人たちはまだ名前や顔が出ていない人が多いです。
そういった方々の暮らしぶりや活動は輝いていて、地域内外の人にも知ってもらいたい想いが強いです。
地域の普通の人たちの幸せで豊かな暮らしを価値として見い出すことが、結果として地域創生につながると思いますので、そこを事業として盛り込んでいきます。
地域で頑張っている人たちを情報発信することで応援したいんですね。
中野:応援の形は、お金だったりクラウドファンディングだったりいろいろあると思うんです。
その中の一つが、情報発信や地域活動に関わることをやって、地域で協働できることに参画していきます。
地域で頑張っている人たちを応援したいとのことですが、頑張っている人たちの情報を誰に伝えたいですか?
中野:冒頭にも申しましたが、地域外の人たちですね。町の外の人たちに「こういう人たちが地域にいるんだよ」と知ってもらい、「ちょっと行ってみようか」と思ってくれると嬉しいですね。
上手くいけばその方とおつなぎすることもできるので、そういった地域と地域をつなぐ中間支援機能を担えるように日々試行錯誤しています。
まちロケを通してどういったことを主に伝えていきたいですか?
中野:まちづくりはコミュニティデザインではなく事業として行うことで初めて成り立つもの。そこに参画する人は義務感でやるのではなくて、主体的に動くことだと思っており、そこが「面白いこと」を生み出してまちは良くなっていくと思うんです。
「地域にはこういう面白い取り組みをしている人がいるよ」と伝えたくて意識して記事に盛り込んでいます。
今まちロケのファンになってくださっている方はどのような方が多いですか?
中野:今のところは、地域にヒトコトモノ全てに面白いものがある。そんな投稿を見てくださるファンの方が多いです。
最後に一言メッセージをお願いします!
中野:今後も地域との関わりしろを築きながら面白いことで地域が盛り上がり、活性化されていけば良くて、それがまちづくりの事業として成り立っていけば尚良いのかなと思っています。
社会課題や地域課題が結果的には解決されていく、その一つの手段が面白さを見出すことです。
コロナ禍で人と対面することがリスクを生むことが分かりましたが、人によって体調面や社会面でリアルに対面できない人がいることも分かりました。私としてはそんな人たちにも貢献するべく、誰にも会わなくても仕事ができる社会を創りたいと思っています。
また、「お金」を稼ぐことにとらわれず、人に貢献することで感謝をいただき「信用」を稼ぐことに特化した取り組みをしていきます。
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■記事作成:編集部