コーディネーター

北嶋 夏奈

インタビューから見るキャストの紹介

工藤 菜穂(Kudo Naho)

工藤さんは、学生時代にフィールドワークや地域活動をされていたとのことですが、そこからどういったことを学ばれたのですか?

工藤:強く体感したのは、『やりたいことは実現できる』ことです。地域に触れ、地域を盛り上げることを考えるフィールドワークは、多くの会社や学校が取り組まれていることだと思います。

しかし一般的なフィールドワークのゴールが「まちを元気にするための案を発表する」だけになってしまっていると思う自分もいました。そこから、具体的に「まちを元気にするための行動」がやりたいなと思ったんです。

学生時代に一番挑戦したことは、富山県でのナイトシアターイベントの企画でした。富山の魅力を何も知らないまま、まずはやってみようと友人に背中を押されたのがきっかけです。

通常なら会社を通してイベントを企画するだけで100万円以上のお金が動くのは当然の中、学生の立場だからこそ工夫することや苦労したこともたくさんありました。

イベントの最後に、ナイトシアターのスクリーンが海に立った時は、自分のやりたいことを発信し続け、真っ直ぐ努力すれば、やりたいことは叶うのだと体感しました。

工藤さんのやりたいことの中に「女性の選択肢が増える社会」とありますが、具体的にはどんなことでしょうか?

工藤:自身が伝統ある女子大学に通っていたこともあるのですが、学校で学んだ女性の幸せは「結婚し家庭に入ること」が風潮としてありました。また同級生の中では、才能がある人であっても、「私なんてどうせ…」という言葉で、自分の可能性に蓋をしてしまう人が多かったように思います。

私としても結婚観は大切にしていますが、若くて体力があるうちはやりたいことを全力でやろうと思っています。結婚観も人それぞれだと思うので、結婚=すべての幸せではないし、結婚できないことが不幸せでもないのです。

事実婚やパートナー制度も増える中で、学歴や年齢を問わず、社会で活躍することが当たり前で、女性が「結婚し家庭に入ること」以外の幸せや、生き方に選択肢があることを当たり前にしたいなと思います。

まちロケの取り組みについて、どのような印象を受けましたか?

工藤:地域で頑張っている人たちにとっては、外部から町おこしの取材に来てくれることが、とても勇気づけられる存在になります。

私自身も富山のナイトシアターを企画したとき、取材に来てくれた方々への感謝は今でも覚えています。だからこそ地域で行動を起こしている人と、それを受け取る側の人たちをつなぐ橋渡しの役目として、自分の人生の時間を使うことに非常に価値を感じています。

これからまちロケでやってみたいことはありますか?また今感じていることなどあれば教えてください。

工藤:まちロケそのものを拡散していきたいと思っています。地域を盛り上げたい人たちから、「まちロケに取り上げられたいな!」と思う媒体にしていきたいです。さらに“私と出会ったことがキッカケで町が元気になる一つの手段が生まれる“ことができたら最高に嬉しいですね。

最後にこの記事を読んでくださる方へのメッセージをお願いします。

工藤:まちロケでは、その地域に住む人や魅力、またツアーなどイベントなどの発信を行っています。ぜひその町で頑張っている人をリアルに想像しながら読んでほしいです。

地域に住む人の中には、ご自身に魅力や発信力があるにも関わらず、周りの目を気にして行動できない方がいると思います。

そういう方にスポットを当てることで、物語やフィクションではなく、その地域に実在する人が一生懸命頑張っていることを知ってほしいです。そして実際、足を運んでみて、その地域の空気や人に触れてもらえたら嬉しいなと思います。

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■記事作成:田中 美沙稀(Misaki Tanaka)

兵庫県出身の社会人インターンとして参画。「感動を多くの人に伝えたい」という想いで表現しています。