T.Nakano
\多世代で楽しめる絵本で日本の食卓の良さを発信!/
旅するおむすび屋のよしのさくら氏と菅本香菜氏による「 旅するおむすび屋ラジオ「絵本、つくりました」/ナナナナ祭2020」のオンラインイベントに参加。
コロナの影響で彼女たちの旅ができなくなったことで、可能性を模索し、たどり着いたのが絵本。それを通じて日常の食卓や、日本の食文化に興味を持ってもらいたいという取り組みだ。

----------------------------------------------- ※旅するおむすび屋とは? どこの地域でも食卓に上がるおむすびは誰でも食べられて親しまれるものであり、子供からお年寄りまで色んな世代に渡って共通して楽しめるもの。 そこに、よしの氏と菅本氏が大学でそれぞれ学んだ民俗学、文化人類学の知識を共有し合い、地域によって異なる文化を尊重し、おむすびと地域の食材を合わせて魅力を発信するものである。 ----------------------------------------------- おむすびを通じて「好き」の延長で地域の可能性を探り広げて行くという余白を大切にする地域づくり。 今回、何より面白かったことは二人の出会ったストーリーで、これは是非聞いてほしい! ▼当日の旅するおむすび屋ラジオ(Youtubeでアーカイブ済) https://bit.ly/3kg0GzM 気になる絵本だが、自分たちの活動をおむすびに擬人化し描かれたストーリーとして、かつ様々な人たちが関わって魅力がギュッギュッと詰め込まれて生まれた一冊。 近日販売を再開予定であり、子供から大人まで楽しめる一冊になっているので、是非手に取って見てほしい! ▼絵本「おむすびおとおむすびパーティー」のご購入はこちらから↓ https://bit.ly/3fphUqK

今回、絵本の出版は二人だけの力ではなく、菅本氏の実母といった家族も巻き込んで多くの人たちの支えによって生まれたことも注目すべきものだ。 ラジオ内の会話でもあったが、ウィズコロナというように、収束を待つのではなく、今後は地域に関わるタイミングを伺いながら現地へ行き、オンラインなど新しい形の取材も取り入れるそうで、変化することを受け入れて行くことの大事さを知ることが出来た。 コロナ渦で苦しい日々もあると思うが、逆にもらえた機会は大きいと話す二人。地域の人が元気になり、笑顔が増えるような楽しくて面白いことにチャレンジして、コロナと共に生きる事の大切さも発信して行って欲しい。